スリランカ建築行脚(3)
- 松下佳介

- 4 日前
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
今回はコロンボ。GeoffreyBawaの設計として住宅にも惹かれるものがたくさんありました。
この旅でリストアップしていたのが事務所としても住まいとしても利用していたNo.11(ナンバー11と呼ばれていますが通り名で33rdという呼び名もあります)、Boutique87,デ・サラム・ハウス、そしてNumber5でした。Number5はエナ・デ・シルバのために設計された住宅で竣工当時はコロンボ市内にありました。それを解体、移築して現在のベントータにあるヌルガンガ敷地内に移設されています。残念ながらNumber5は現在改修中のため見学は不可。
De Saram House はDruvi と Sharmini Saramのために改修された住宅でDorviはスリランカでも有名なピアニストのため1年の内の住まいとして利用している約2ヵ月(だったと思います)以外をゲストハウスとして泊まれるのだそうです。ドゥルヴィとシャルミニ・デ・サラムドゥルヴィとシャルミニ・デ・サラムドゥルヴィとシャルミニ・デ・サラム

De Saram House 1986
先ずはこちら。デ・サラム・ハウスです。私の宿泊先であったジェットウィングコロンボセブンの目と鼻の先。セブンに泊まると屋上階からサラム邸の屋根や庭が見えます。
バワトラスト管理のもとゲストハウスとして宿泊可能です。
見学時間は1日3回あり、時間前になるとドアがオープンして敷地内に招かれます。周辺が入り組んだ路地になっており迷う方も多く、出来れば早めに到着される事をオススメします。

ゲストが先ず通されるのは1階の待合室(実はリビング)建具で仕切られていないので日本人には室内という気がしないのですが、インド、スリランカなどの地域では軒下空間が一般的です。
中央に中庭があり菩提樹の木が生い茂っています。
裏の駐車場に面した擁壁は黄土色に塗られており(バワお気に入りのアースカラー)色彩が中庭の澄んだ空気感を優しく包み込んでくれます。

1階食堂。たくさんの方々を招いてパーティーが行われていたようです。外に向けて開くどあが連続しており小気味よい。

食堂から中庭の様子
ここでも半屋外空間が配置されており、風が室内を通り抜ける。物見台となる2階バルコニーへは幅の狭い階段があり登る事ができる。敷石はどこか日本庭園のそれに似ていて、実際影響を受けていたとガイドが説明していました。

最初の待合横の階段を上がるとゲストルームがあります。そんなに大きな部屋ではないのですが、どこからも中庭の樹木が見えるように設計されており窓からの景色が印象的でした。

こちらはバワの書籍でも度々出てくるプライベートルーム。多くの絵画が住宅の至る所に配置されています。既存建物部分とバワの設計で増築された部分で違う意匠を観れるのも面白い建築。
ジェフリーバワという建築家の住宅作品をホテル建築を体験する前に感じられた事で、設計の共通点というものをこの後感じていく事になりました。
#Geoffreybawa_architecture
(4)へ つづく。




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