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スリランカ建築行脚(24)

カンダラマホテルに2泊した後、シーギリヤ経由でニゴンボへ(空港近くの街)


世界遺産でありスリランカで最も有名なシーギリヤロック。ダンブッラ滞在の2日間、そのうち半日をシーギリヤロック登頂かと考えていました。しかし、前半から毎日、毎日、建築の実測尽くしで疲れがたまっていましたので登頂は諦めてカンダラマホテルから動かずにバワのホテルを楽しみつくそうと決めました。


その代わりと言っては何ですが、ダンブッラからニゴンボ(空港近くの街)へ戻る道中でシーギリヤロックへ寄る事になりました。ドライバーのJANAKAさんの提案でした。ホテルで知り合った方々と車に乗り込みシーギリヤへ。


Sigiriya Rock
Sigiriya Rock

5世紀にカッサパ1世によって建造された岩上の王宮です。『シーギリヤ・レディ』と言われるフレスコ画も見もので麓から頂上まで1時間半。往復3時間もかかるという山登り。私は趣味が山登りという事もあって(最近は仕事で登れていません)この位の山登りは何という事はないのですが、鉄骨の階段は頼りなく、そこそこ怖いという話しはよく聞きますので行かれる方は気を付けたほうがいいですね。


以前の日記で書きましたが、スリランカの最初の首都はアヌラーダプラで、そこから移されたのがこのシーギリヤ。その後の16世紀から17世紀にキャンディ王国に首都が移されます。イギリスの統治下であった1875年に岩山に描かれたフレスコ画『シーギリヤ・レディ』がイギリス人によって発見されたそうです。

地上には水路や庭園、貯蔵施設跡が見られロックまでつながる軸線が上空から見ると圧巻です。今回は麓から眺めただけでしたが、次の機会があれば是非登ってみたいと思います。



Sigiriya
Sigiriya

観光客の方が像乗り体験をされていました。



ニゴンボへの帰り道。スリランカ鉄道の様子



キングココナッツが気に入った事を伝えるとドライバーさんが露店に案内してくれました。

ココナツと違い、キングココナッツはスリランカのみで取れる品種です。


ナタで上半分をカットしてストローを指して中のココナツウォーターを飲んだあと、ココナツを向いてくれて果実をいただきます。余すことなく自然の恵みをいただきました。

スリランカでは本当にたくさんのフルーツをいただきました。旅行中は日本での生活と違ってチョコレートや小麦のお菓子はホテルで手作りのものだけ。ほとんど糖分はフルーツで取っていましたので体調はすこぶる元気でした。食べ物って大切ですね。



道中の街の様子


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

そしてニゴンボに到着。バンダラナイケ国際空港まで20分の距離にあるため、到着日や出発前に宿泊される方も多いニゴンボ。そして、私にとってこの旅最後のジェフリーバワの建築体験です。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

※ホテルサイトより転載

ニゴンボはコロンボより北に35キロ程度で細長い入り江のもつ半島の様な地形です。

ジェットウィングラグーンウェルネスホテルは贅沢にもその敷地が西から東までつながっています。(正確にはエントランスとセカンドプールの間に道路がまたいでいる)

前の写真はエントランスの写真。(竣工当時とはエントランスが変わっています)チェックインを済ますとトローリーで宿泊室へ案内していただけます。写真中央に見えるのが50mプールでそこを囲むように宿泊棟が配置されています。

ラグーン(写真下)に面した一番手前の2階建ての建物中央部分は1階がレストランと図書室、2階が会議室など。左の棟はバワルームと呼ばれる展示室とヨガスペース。(早朝のヨガ、夕方の瞑想プログラムが無料で受ける事ができます)右の棟はスイートルームになりラグーンの景色を楽しめます、このホテルの最上クラスのスイートはバワスイートとガーデンスイートと呼ばれ、それぞれはラグーンではなくプール沿いに位置しています。(※内装は『熱帯建築家 ジェフリーバワの冒険 とんぼの本』参考)


このホテルの一番はやはりセカンドプール。一度、道路を渡り海岸に歩いていかなければいけませんが、西に沈む夕日がとても幻想的です。


空港が近いため、飛行機音が鳴り響きます。明日、帰国するんだという気持ちと、遠くの地まで来てしまったという想いが音とともに沸き起こり、消えていきました。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

セカンドプールとインド洋。日没の後も夜7時までライトアップされ泳ぐことができます。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

セカンドプールへの登り口


Jetwing Lagoon Wellnes
Jetwing Lagoon Wellnes

ビーチの主。このわんこは私が歩くとついて来て、人懐っこい犬でした。なでなでしてあげるとお腹を見せて気持ちよさそうに寝ていました。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

中央のメインプール。しっかりとした脱衣所とジューススタンドがあり、隣接してスパエリアが配置されています。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

中央プールは宿泊棟から1.5m程度高い位置にあり上手く視線をずらしています。

写真は中央棟への玄関。竣工当初のエントランスになります。スリランカ伝統の瓦屋根ですが寄棟造だとどこか沖縄の民家にも通じるものがあります。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

1階レストラン、ブルーラグーン。目の前はもうラグーンの風景。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

食前にジンジャーやハーブがブレンドされた食前茶が出されます。アーユルヴェーダの医師が駐在するなど、力の入ったホテルならでは。とても美味しかった!


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

薬膳的なコースを選んで食べた事のない料理を沢山いただきました。こちらの料理は本当に美味しかった。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

私としたことが。。料理の写真を載せてしまいました。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

夜のエントランス。四角錐の柱が大きな屋根を支えている。スリランカの伝統建築と踏襲しているところはバワデザイン。インドネシアの高床式住居の軽さにも通じるものがある。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

夜のホテル内通路。宿泊棟を60~70センチ程度上げており、ここでも視線のずれによるプライバシー空間への境界線を上手く操作しています。


Jetwing Lagoon Wellness
Jetwing Lagoon Wellness

到着時の宿泊室。窓際のベンチやソファ。書斎机など居心地のよい場所が随所にちりばめられています。



次回はスリランカ建築行脚最終回としてジェットウィングラグーンウェルネスホテルの建築の魅力を最後に書いて締めくくろうと思います。



(25)へ つづく。






 
 
 

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