
建築コラム
弊社事務所の大切にしている設計について、テーマごとに書かせていただきます。家づくり、建築づくりをこれから始めようとされる方の参考になれば幸いです。

構造について

【構造におけるガイドライン】
弊社設計の在来軸組工法に関しましては許容応力度計算による耐震等級3を基準としています。今後ますます予測できない最大クラスの地震は必ず発生致します。 その時のために出来る限りの準備はしておきたいという想いです。
豊かな家づくりの、見えない所ですが大切にしている事柄です。
シロアリ対策

【大切な建物を守るシロアリ対策】
日本では合成殺虫剤による防蟻処理がほとんどです。しかし、効果が薄くなる、有毒である成分が含まれる等のデメリットもあるため、弊社では出来る限り身体によく、長期間建物を守ってくれるホウ酸をオススメしています。
日本の建築基準法では地盤面より1.1mの高さまで防蟻処理する事が決められていますが、シロアリは二階や三階までも登って木材を食いつぶす実例が確認されています。
欧米では家の木材まるごとホウ酸処理をする事もあり信頼されている防蟻材になります。
住まいを住み継ぐリノベーション
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設計レポート
【古民家をリノベーションする】
現在、古民家リノベーションの設計が進行中です。(R8年4月現在)
私は岐阜県高山市の会社で勤めていた頃、京都の古民家を1年かけてリノベーションする物件を担当しました。
【以下、担当物件URL】
https://www.oakv.co.jp/kenchiku/results/115.html
茅葺だった母屋、みそ蔵、そして蔵。さらには蔵を玄関にリノベーションして20坪程度の新築まで行いました。大工は統括の棟梁1人、その他に6名もの大工によって完成しました。私は現場監督でしたので1年もの間泊まり込みで一緒になって作業に取り掛かりました。
古きものを改修して住み継ぐ。というのはとても時間がかかりますし設計も施工も難しい。しかし、物価高騰やエネルギー問題がある昨今。新築よりリノベーションの需要はさらに高まります。
高度な経験と技術が必要なリノベーションは今後ますます必要とされてきます。
既存建物の耐震補強 大地震に備える

建築では阪神大震災で大きく建築基準法改正が行われました。その後、耐震偽装問題、中越地震、熊本地震と相次ぐ被害が起こる度に欠点が見つかり、基準も見直されています。
基準法はあくまでも最低基準。
弊社では現場での経験と構造設計の経験を踏まえて新築はもとより、既存の耐震補強も見させていただいております。
耐震診断を詳しく
日本の建物は梅雨に備えてできていた

【雨と建築】
私は工事現場の監督を務めていた頃、
何度となく雨漏りの補修や改修に携わり、木造にはどのようにして雨水が入るのか、どうやって腐ってしまうのか、たくさんの現場を眼にしました。
皆さんはきっと日本の古い町並みをご覧になった経験があるでしょう。
それは、京都や奈良でなくても日本全国の都道府県に1つは民家が保存されています。
雨や台風がおとずれる地域は周りに樹木を配置させたり、外壁を木材でおおったり、庇を大きく出したりしています。
雪が多い地域は妻入りといって大雪になっても家の中に入れるように玄関側の間口を大きくとったりします。さらには2階から入れるようになっていたり、板を1階部分に立てかけて外壁を守り、人の生活も守る工夫がされていたりします。
現代では軒のない建物が増えてきていますし、雨漏り対策になる屋根部材もメーカーから出されてきました。
それでも、やはり昔の知恵は忘れてはいけないのだと思います。
線状降水帯に想像もしない耐風など、人ができる事には限りがありますが、出来る備えをしておくことは大切ですね。
改修設計のポイント

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建築と色彩

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