スリランカ建築行脚(20)
- 松下佳介

- 3 日前
- 読了時間: 2分
最期のコロンボを過ごして、早朝からDambullaへ出発。石窟寺院とジェフリーバワのカンダラマホテルが目的です。仏教の聖地、アヌラーダプラ(Anuradhapura)は特に興味のある場所ですがじっくり訪れる時間を取れる次回の旅に回しました。

コロンボよりダンブッラへは車だと3時間半程度。スリランカのちょうど中央に位置します。写真は石窟寺院。世界遺産に登録されています。
153の釈迦像と3つのスリランカ王の造、4つのヒンドゥー教の神像が祀られています。
紀元前3世紀に歴史はさかのぼりますが、紀元前1世紀、アヌラーダプラのシンハラ朝第19代国王ワッダガーマニー王が追放。そして王を保護したのがこのダンブッラ。その後、王はアヌラーダプラに帰還する事ができ、感謝の意をこめて僧院であったこの地を寺院にしてさらに大きくしていったそうです。
スリランカにいくつもの石窟寺院があるのですが、私はダンブッラで初めて見学しました。そして待望の涅槃仏も初めて見ることができました。涅槃は仏陀が無くなる前の悟りを開いた状態をさし、(詳細間違えていたらすみません)横になっている状態をさします。

これはアヌラーダプラにある石窟寺院、ラス・ヴィハレ。12mに及ぶ仏像が祀られており西暦5世紀に造られたとされます。abuhaya mudra という「恐れるな」というポーズで石仏が岩盤に彫られています。今でも2つの石窟を持ち、1つは座像、1つは涅槃が安置されています。

違う寺院ではありますが、平面図がとても興味深いものであるので載せてみました。

断面図。

1窟から5窟まで出入口が設けられていますが、全て廊下でつながっています。

外壁に添ってあるくと自分も岩山の上に立っている事を実感します。

廊下。上部から差し込む光も何とも言えない。

ストゥーパと天井壁画。この様に天井にも全て画が描かれている。大きな石窟に描かれているものは圧巻である。

像もかならず登場します。

圧巻の天井壁画。

涅槃のお姿も優しい顔でそれぞれ表情が違っていました。

最も古い涅槃なのか石窟の様子や壁画の状態から1窟は違う雰囲気

スリランカの歴史の片鱗と深さを少し体感できた気がします。
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