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執筆者の写真松下佳介

引田かおりさんの台所

ギャラリーとパン屋さんを営む引田かおりさんの台所が北欧暮らしの道具店に紹介されていました。マンションをリノベーションされたその台所はリビングより少し段差のついた高い位置にあり、食卓とはきちんと分けられて作られいます。

開放的なゆえ、リビング空間とは緩やかにつながっています。なにより外から緑が見え、心地良い台所です。袖壁のタイル、トップの素材とざっくりな収納棚、緊張感が少しあり、それでいて自然。

昔、石井修先生に台所というのは本来、食卓とは別に作るがいいんだよって言われたのを思い出しました。

台所のカタチは使い手の人となりが見えてくる居場所なのかもしれません。



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