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Sverre Fehn とノルウェー人の人柄

昨年よりノルウェー語の勉強を少しづつ始める事が出来ました。

想えば初めてノルウェーを訪れてから26年以上。最後に訪れてから25年近くになります。

デンマークで出会ったノルウェー人と友人になったスカンジナビア旅行。アイスランドには行けずじまいなので実際には4か国のみですがとても肌が合う国々でした。


それぞれの国や都市で性格は全く違っていましたが、ノルウェーは圧倒的に自然が豊かでした。ノルウェー語の青木先生より様々な現地情報が聞け。現地に住まわれている、旅行された、ノルウェーの方のパートナーがいらっしゃる方々からお話しも聞け。とてもわくわくする時間を過ごせています。

設計業務が深夜続きで、身体が弱っている時にはなかなか勉強が進まず苦労しますが、自分のしたい勉強がやっと出来る歳になったと実感しています。


さて、最近ノルウェーの国営放送(NRKというもの)でスヴェルフェーンのドキュメントを拝聴しました。フェーンという建築家は私がノルウェーで一番興味を抱き、事務所で働きたかった建築家の一人です。

2度、ノルウェーに旅をしたのですが。1度目はフィンランドのアルヴァアアルト、ヘイッキシレン、アスプルンドやレヴェレンツの建築を巡り、ヘルシンキの事務所などを訪ねました。2度目は本腰を入れて設計事務所に就職活動をする為でもある度でした。

その為にオスロのフェーンの事務所を訪ね、その時に設計されていた美術館などの最新プロジェクト模型をフェーン自ら説明下さったりしました。

(ヘルシンキの某建築家にもアポイントを取りましたが、連絡していたにも関わらず、門前払いにあったりしました。)


SverreFehn は建築界のノーベル賞ともいえるプリツカー賞にも輝いた実績を持つにも関わらず、道に迷った私を探しに雪の中歩いて来てくれた優しい方でした。

所員募集をしていなかった事務所には結局入所できなかったのが残念でした。(今になっては旅行を中断してでも許す限り事務所のお手伝いをさせていただいておけばよかったと悔やんでおります)※クラシックの好きな私には性格的にはブラームスもこんな人だったのでは?と想像します。


フェーンの建築は北欧建築としてアアルト等と一緒に語られる事も多いのですが、本人はアアルトの建築思想とは違うアプローチを持って設計をされていた方でした。

著書にはモロッコ建築からの影響なども書かれており、非常に興味深いものです。


5/17はノルウェーの記念日。(17.mai)

青木先生のお宅で同じ生徒さん達と共にお祝いのパーティーに出席させていただきました。

ノルウェー人はどの国よりも家族を愛する国民だとお聞きするのですが、記念日に関わらず、仕事よりも家族優先。休日も一緒に出掛けたり家時間を楽しむ。そのようなお話しを聞くたびに私の人生も考え直させられます。楽しむ事の大切さを実感しますね。


#norway
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