妻沼散歩
先日、足利でリフォームをさせていただいた帆布作家さんのツブさんの展示会で群馬県の妻沼という場所に伺いました。妻沼(めぬま)には歓喜院聖天堂という社寺があります。約830年前に建立されたとの事です。幕府や大名、豪商だけでなく庶民の力によって実現したそうですが、利根川の大洪水などで中断されたりと様々な苦労の末に完成したそうです。
洪水の後には山口の岩国藩が復興に力を注いだそうです。私が20代の頃に共に現場で苦労した大工さんも山口の出身でしたので、何だか灌漑深く思いをはせました。
下段の屋根が写真ではわかりずらいのですが、2枚に屋根が分かれており、熊野神社の拝殿を思いだしました。この様な様式の建築は珍しいらしいので、お近くに行かれた際は是非足を運んでみて下さい。
ツブさんの帆布作品の展示は明日26日まで。つくろい洋裁店さんで開催されています。

