この2ヶ月間、休みが全くない状態で久々の小旅行を決行しました。
ほぼ3年近くぶりの泊り旅、
高崎の家の撮影をしてくれた福島・郡山出身の早川さんに案内していただき、今回は福島県東部地区の浜通りを中心に回りました。もちろん原発のあるエリアでして、11年前の東日本大震災で多大な被害を受けた場所もたくさんあります。当時はその被害を見ておかなければという考えもあり、何もできない不甲斐なさと、いろんな考えが入り交じっていましたが、今なら現状を素直に受け止め、この土地で活動をされてきた早川さんご本人にお話しが聞ける嬉しさもあり、福島行きを決めました。
先ず、最初に伺ったのは楢葉町のシェアハウスと食堂がくっついた粕谷(かしわや)さんです。もともと旅館だった建物の内部は大きな梁や広々とした玄関があり、開放的な空間でした。この場所を運営している古谷さんはなんと建築事務所で働き、その後スナックで仕事をし、その後、ここともう一軒、シェアハウスを運営されているというではありませんか。
その古谷さんのおおらかな雰囲気がこの場所を温かいものになっていると感じました。
ベースになる工事には大工さんが入ったとの事ですが、塗装や家具などはボランティアで製作されたようです。内部のパーテーションやウッドデッキには仮設住宅で使用されたログハウスの材料を使うなどして、新しい場所で蘇らせていて素敵な事だと思いました。
その後、新しく出来た街のインフォメーション的な施設とショッピングモール(ここなら笑店街)にも案内していただきました。周りの住宅地も含め、昔の風景を知らない私にとって、不思議な感覚になりました。
#福島の旅
#楢葉町
#シェアハウス粕谷
カウンター製作や枠や天井もボランティアの方々で塗ったそうです。
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