小満をすぎ
- 松下佳介
- 5月29日
- 読了時間: 1分
5月21日は二十四節気でいう小満
あらゆる生命が天地に満ち始める時
私の好きな志村ふくみさんは著書でこう言っている
緑の色は直接出すことはできないが、そのかわり、青と黄色をかけ合わせる
ことによって緑が得られる。・・・・・・・
ほかの色は色が染まるというのに、緑のときだけはなぜか生まれるといいたくなる。
・・・やはり緑は生命と深いかかわり合いをもっていると思う。
生命の尖端である。 生きとし生けるものが、その生命かぎりなくいとおしみ、
一日も生の永かれと祈るにもかかわらず、生命は一刻一刻、
死にむかって時を刻んでいる。とどまることがない。
その生命そのものを色であらわしたら
それが緑なのではないだろうか
『色を奏でる』
緑や風やその生命に感動させられるばかりである。


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