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小満をすぎ

5月21日は二十四節気でいう小満


あらゆる生命が天地に満ち始める時


私の好きな志村ふくみさんは著書でこう言っている


緑の色は直接出すことはできないが、そのかわり、青と黄色をかけ合わせる


ことによって緑が得られる。・・・・・・・


ほかの色は色が染まるというのに、緑のときだけはなぜか生まれるといいたくなる。


・・・やはり緑は生命と深いかかわり合いをもっていると思う。


生命の尖端である。 生きとし生けるものが、その生命かぎりなくいとおしみ、


一日も生の永かれと祈るにもかかわらず、生命は一刻一刻、


死にむかって時を刻んでいる。とどまることがない。


その生命そのものを色であらわしたら


それが緑なのではないだろうか


『色を奏でる』


緑や風やその生命に感動させられるばかりである。





 
 
 

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